2013年12月07日

ウルトラマンの愛した日本

〜〜〜
それでは、私とともに向かおうではないか。
我々、”ウルトラマン”が愛した日本を振り返る旅に。

             地球の暦で2013年9月
                    ウルトラマンタロウ
〜〜〜
(序文より)


ウルトラマンタロウが本を出版、そんなことをコメントで教えてもらい、非常に気になったので早速読んでみました。
いつもの悪ふざけかと思いきや中身はわりとまじめです。
ここ五十年くらい、つまりウルトラマン放映時から現代にいたるウルトラマンと日本を、ウルトラマン目線で振り返るというもの。

ウルトラマンとベムラーの戦いや、大阪万博といった各時代ネタに対して、タロウが解説や考察する形で進んでいきます。
光の国には歴代ウルトラマンの戦いだけでなく、大阪万博の映像アーカイブもあるらしいです。
ちゃんと自分(ウルトラマンタロウ)の時代も解説してました。
南光太郎の無茶っぷりに突っ込む入れたり、アストロモンス(タロウ最初の戦い)との戦いを辛めの自己採点してたりと楽しいです。

平成に入ってからは解説が駆け足ぎみになってしまうのが残念。
まあタロウは、メビウス以外の平成ウルトラマンと繋がりが薄いので仕方ありませんが(笑)


知ってる人はよく知ってることなんでしょうが、ウルトラマン放映時の時代背景なんかもわかってなかなかおもしろい本でした。
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2006年05月12日

剣豪将軍義輝(下) 感想

剣豪将軍義輝下巻の感想です。

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2006年05月08日

剣豪将軍義輝(中) 感想

剣豪将軍義輝 中巻の感想です。
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2006年05月02日

剣豪将軍義輝(上) 感想

書籍名:剣豪将軍義輝(上) 鳳雛ノ太刀
著者名:宮本昌孝
出版社:徳間書店

応仁の乱後、足利将軍の権威は失墜し下剋上の乱世を招いていた。天文十五年(1546)、十一歳の菊幢丸は元服して名を義藤(後の義輝)と改め、父義晴から将軍職を譲られた。権威回復を図り、挙兵した義晴だったが、三好長慶一統の反攻に遭う。近江に逃れる途上、旅の武芸者の手練の技を目撃した義藤は開眼、峻烈な武術稽古を始める。鳳凰の雛は飛翔の時を迎えた!(カバー裏より)

室町幕府第十三代将軍、足利義輝。
それなりに知られた人だと思うのですが、歴史的観点から見るとそれほど重要な人物でなく一般的な知名度は低いと思われます。

しかしマイナーな割には意外とファンが多いと思われる人物でもあります、そんな私も隠れファンの一人。
半分ネタのつもりでこの本を購入したのですが、思いの外これがよおもしろくて。

改めて解説の必要は無いでしょうが、本作品の主人公はその足利義輝です。
義輝の剣豪としての面を主として捉えた小説であり、そのため歴史小説という印象はあまりないです。
剣豪活劇物とでも言ったほうがしっくり来ます。

真田十勇士物のような、史実を元にした創作小説と言ってよいでしょう。
例えば、史実でも敵対関係にあった松永久秀は、義輝に刺客を送り込みその命を奪おうとする黒幕的存在です。
こういったアレンジもこの小説の見所の一つだと思います。


上巻は鳳雛ノ太刀と副題が付いているように義輝にとって雌伏の時代が描かれています。
言い換えると少年時代編です。

何回も死にそうになったり殺されそうになったり、初恋の女性が悲惨な最期を遂げていたり、父親が発狂したり、ヒロインはお約束通り攫われたりといろいろと大変です。

特に初恋の女性の死は悲惨で、エグいというかむごいというかそれなんてエロゲというか…


悲劇剣劇織り合わせた読んでいて面白い作品です。
中下巻についてもいずれ感想を書く予定でいます。


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剣豪将軍義輝〈上〉鳳雛ノ太刀
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2006年04月29日

「黒田官兵衛」 感想

書籍名:黒黒田官兵衛―秀吉も一目おいた天下人の器
著者名:浜野卓也
出版社:PHP発行所(PHP文庫)

秀吉の信任厚く、天下統一に向かって縦横無尽の活躍をした黒田官兵衛。敵将からもその人徳を称えられた名軍師の生涯を描く。
(カバー裏より抜粋)

黒田官兵衛が主役の小説といえば、司馬遼太郎氏の播磨灘物語が有名かと思います。それに比べるとこちらの黒田官兵衛はマイナーかと思われます。

黒田官兵衛といえば仁徳の人として知られています。
まるで聖人君子であるかのごとく描かれることが多く、事実そう思われるだけの何かがあったのでしょう。

しかし、林のノブ曰く「そんなの絶対うそだ」とのこと。

その根拠は晩年の官兵衛の行動だそうです。

今さら語るまでも無いことですが、関ヶ原で合戦が行われているころ官兵衛は九州で大暴れしてました。
そんな火事場泥棒みたいなことする奴が聖人君子のわけないだろう!というのがノブの談。

それは一理あると思います。

しかしどんな人間も様々な側面を持っているもので、もちろん官兵衛もそうだったでしょう。

本作品の官兵衛は、キリシタンとしての側面を捉えた官兵衛です(あとがきより)。
そのため序盤はキリスト教への賛美が感じられ、最初は宗教的思想がテーマの小説かと思いました。

実際はそんなことは無く、この時代のキリスト教が持っていた黒い側面についてもきちんと述べられています。
それでもキリスト教よりな感は否めませんが。

この作品ではなぜか、官兵衛の息子長政と後藤又兵衛の確執についてもそれなりに大きく取り上げています。

エピソードのひとつとして取り上げるのでなく、メインの物語が進む横で徐々に火種が燻ぶって行きそして…

この展開の仕方は、うまいと言うより納得できる話の進め方だと思います。
ですが二人が破局する前に官兵衛が死んでしまうため、尻切れトンボになってしまうのが残念でした。

前述した官兵衛の九州での戦についても本作品では力を入れて書かれています。

この九州での戦の場面では本当生き生きとした官兵衛が描かれ、心なしか作者の筆の滑りもよく感じられます。


全一巻でややボリューム不足と感じるかもしれませんが、その分わかりやすく書かれている作品だったと思います。


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黒田官兵衛―秀吉も一目おいた天下人の器
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2006年04月24日

真田昌幸 感想

えらく久しぶりになってしまった読書感想。
本日の作品は以下の書籍です。

書籍名:真田昌幸
著者:江宮 隆之
出版社:学研


「親の方(昌幸)か、子の方(幸村)か?!」大坂の陣で真田入城の報を受けた家康が、一瞬その死を忘れて恐怖したとの逸話も残る真田昌幸。
武田信玄がその才を見抜き「わが両眼の如く」と認めた戦国随一の智謀の将は、武田滅亡後、信濃の一武将でありながら常にその動静が注目される存在となる。
信長や秀吉も恐れたその深謀の裏に隠された仁と真田存続の行動美学。
誰よりも強く天下を渇望し、死してなお家康を畏怖させた男の波乱の生涯。


武田信玄がその才を見抜き「わが両眼の如く」と認めた戦国随一の智謀の将は、武田滅亡後、信濃の一武将でありながら常にその動静が注目される存在となる。誰よりも強く天下を渇望し、死してなお家康を畏怖させた男の波乱の生涯。

(紹介文より引用)

この作品はタイトルの通り、戦国時代の武将、真田昌幸の生涯を描いたものです。

真田昌幸という人物ですが、一般的には彼より息子の幸村の方が知名度か高いようです。
なのでゲームなどでは扱いがひどくなることが多いですね。
例えば以前紹介した決戦では完全に幸村の引き立て役でした。

しかし私は昌幸の方が好きで、息子の引き立て役にされる親父を見る度に歯がゆい思いをしたものです。


最初この本を手に取った時、まず目が行ったのが参考文献でした。

具体的な書籍名は挙げませんが、一言で言うと人の書いた書籍ばかり。

どんな古い書籍でも書いたのは人だと言われればそれまでですが。

ただそんな先入観を持って読んだせいか、とても薄っぺらな印象を受けてしまいます。
ついでに文章もなんか借り物な感じがして…
さらに拍車をかけたのがやたらカタカナ表現が多いこと。

さすがに台詞にまでは出て来ませんが、時代小説でこれをやられると気分が萎えます。

なにも知らずに読んでればそんなこともなかったかもしれませんがね。

主役の昌幸に話を戻します。

この作品における昌幸は神です。
島津奔るの感想でも同じような事を書きましたが、本当に似た感じです。

その神っぷりはファンである私がそりゃないだろと言いたくなるほどです。

例えばその武力。
武勇誉れ高い武将、本多忠勝と互角の一騎打ちを演じるほど。

その話を友人、林のノブにしたところ、一言「アホだ」と返ってきました。

昌幸のみならず武田勢については皆、過度に持ち上げられています。

その手法は、武田勢の行動については良かった所を強調し、他の勢力については悪かった点を強調するもの。

例えば川中島の合戦で武田本陣に切り込んできた謙信には、大将のすることでないとなじります。
確かに一理ありますが。

しかし逆に勝頼が一騎打ちで敵武将を討ち取った時は、その武勇を讃えます。
なんかこの作品を読むと謙信<勝頼と錯覚してしまいますね。

この作品で最も顕著な人物叩きは家康に対してです。
なんか個人的恨みがあるんじゃないかというくらい家康を虚仮にしてます。
作者の前世は豊臣秀頼だったのかもしれません。

そんな作品なわけですが、現在私は同作者の作品、島津義弘を読みたいと考えています。

全然誉めてないくせになんでだ、と言われるかもしれませんね。

理由は伝記物として見れば悪くないからです。

描写が浅い分単純な時事は明快で、その人物の人生がわかりやすい。
そういった観点から見ればよくできた作品だと思います。

<<関連書籍>>
真田昌幸
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2006年02月09日

城塞 感想

書籍名:城塞(上)(中)(下)
著者名:司馬遼太郎
出版社:新潮社

前回に引き続き司馬遼太郎氏。

大阪の陣を軸として、戦争に至る過程から落城までを描いた作品です。
前回紹介した関ヶ原とは時間軸的にも続いており、私としては一つのセットとなる作品だと思ってます。

本作品でも開戦前の政治的駆け引きから戦いははじまりますが、相変わらず家康の腹黒さは健在です。豊臣家をつぶすため、あの手この手で豊臣方を追い詰めて行く徳川方の姿、その描かれ方が秀逸で本当に嫌らしい。
ですが家康には家康の正義があることもわかりますし、豊臣方も自業自得的な部分があるのであまり嫌な感情はわきませんでした。

徳川方の度重なる挑発に、遂に乗ってしまう豊臣家。そして開戦の狼煙があがります。
そのあたりから真田幸村や後藤又兵衛と言った有名武将達が登場、徐々に盛り上がりを見せてくれます。

この作品の流れは関ヶ原によく似てると思います。
序盤は徳川方が謀略を仕掛けるところから始まり、それに乗ってしまった豊臣方が戦を仕掛けてしまう。

違うのは、関ヶ原では三成や直江兼続が頑張ってたのに対し(それでも家康には及びませんが)、城塞の方では謀略面でまともに戦える人材がいないところです。
戦の構図も似てます。豊臣方は有能な武将と多くの兵を集めながらも、戦以外の戦いで遅れを取ったがために破れてしまう。

知ったかぶった言葉を使えば、豊臣方は戦術面では勝っているところもあったが、戦略面で敗れたってことでしょうか。
この作品に限らず優れた歴史物小説は、現代にも通じる教訓を残してくれることが多いと思います。
関ヶ原、城塞と、なぜ徳川が勝ちなぜ豊臣が敗れたかがよく描かれており、なおかつわかりやすいです。
現代社会では常識的なことなんですが、忘れがちになってしまうことです。

この作品でも華になるのは、やはり合戦のシーン。
でもって輝くのは、やはり敗れる側の武将達。
真田幸村といった武将達が美しい滅びを見せてくれます。
相変わらず哀れなのは、関ヶ原で大活躍の福島政則。
今回は活躍の場も与えられずに、ただ飲んだくれてるだけの、哀愁漂う親父になってしまいました。
でも、この人も自業自得な部分があるので、あまり同情的な気分にはなりませんでしたね。

戦乱の時代が収束する様を描いた作品。
ひとつの時代の終わりを垣間見ることのできる作品です。

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城塞 (上巻)
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2006年01月30日

関ヶ原 感想

書籍名:関ヶ原(上)(中)(下)
著者名:司馬遼太郎
出版社:新潮社

歴史上名高い関ヶ原の合戦、この天下分け目の決戦を巨匠:司馬遼太郎氏が描いた作品です。

物語の中心となるのは徳川家康と石田三成、ですがどちらが主役と言うわけではありません。
ですので東軍と西軍のどちらが中心と言うことはないはずですが、個人的には西軍よりに書かれている気がします。


ただのいやな奴で、小物扱いされることの多い三成ですが、この作品では結構扱いがよく魅力的な人物です。
「悪は許さん!」と言った感じの正義感の強い人物で、その潔癖さ故に加藤清正や福島正則と対立してしまい、そこをうまく突いて豊臣方の分断を図る家康、そういった政治的駆け引きから戦いが始まります。

戦の前から始まっている戦い、その駆け引きの巧妙さが序盤最大の見所だと思います。


島左近や大谷吉継、鳥居元忠といった家康や三成以外の登場人物たちにもスポットは当たります。
特に島左近は準主役的な扱いで、随分と厚遇されています。

逆に哀れなのは福島正則です。
家康の謀略によりいい様に踊らされる様が、哀れを通り越して滑稽ささえ感じさせます。
ここら辺は史実の通りなんでしょうが。


最後の決戦、関ヶ原の戦いは見ごたえ十分。
クライマックスを飾るにふさわしい熱い戦いが繰り広げられます。

ただ、この辺になるとかなり西軍よりの展開になります。

三成本隊や大谷吉継が奮戦し、壮絶な最後を見せる中、福島正則はなにやってんだみたいな。
なので必然的に西軍に肩入れしたくなります。
島左近や大谷吉継の最期が壮絶すぎて…

日本人には滅びの美学って感覚がありますよね。
確か司馬氏ご本人もそれを肯定していたと思いますし、そういった作品も多く手がけてらっしゃいます。

そして滅びの美学の表現について大変優れた方だと思います(私ごときが言うまでもないですが)。
この作品でも、西軍だけに限らず散り逝く漢たちが熱く語られます。

ちなみに、私が西の横綱と思っている小早川秀秋も輝いてくれます(東の横綱は徳川秀忠)。


関ヶ原を主題にした小説の最高峰、読んだことのない方!歴史好きなら読んで損のない作品です。


余談なんですが、以前紹介した決戦と言うゲーム。
三成の性格付けなんかは、この「関ヶ原」をモチーフにしてる部分があると思うんですよね。

家康の性格は全然違いますが。


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2006年01月22日

用心棒日月抄 感想

書籍名:用心棒日月抄(1〜4巻)
著者名:藤沢周平
出版社:新潮社

藤沢周平氏の用心棒シリーズです。
全4巻出版されており、「腕に覚えあり」のタイトルでTVドラマ化したこともある作品です。

私がTVで見た時代劇の中では、一番好きなシリーズでした。
(聞くところによると別ヴァージョンのTVドラマがあり、それはファンの間では黒歴史扱いらしいですが)

ですが本日は読書感想、TV版に出演された村上弘明さんや、黒木瞳さんの魅力はさっぴいて感想を書きます。


時は元禄、徳川綱吉の治世、生類憐みの令が施行され庶民が混乱していた時代。
そして吉良上野介と浅野内匠頭の刃傷沙汰があった時代。

主人公の青江又八郎は訳あって許婚の父を斬り、脱藩して江戸に逃げてきた身です。

江戸に来たものの所詮は脱藩した身、日々の糧にも困っている現状に用心棒稼業を始めます。

剣の腕を頼りに用心棒稼業を始めはしたが、最初の護衛対象は「お犬様」。

そんな悲しい流れで物語は始まります。


この作品は1〜3巻が短編集で、4巻のみが長編になってます。

ですので、1巻の間ずっと犬の護衛をしているわけではありません。

護衛対象も町娘、老中様とランクアップしていきます(個人的には町娘の方が老中よりランクが上だと思いますが)。

小説のつくりは短編集ですが、短編の話とは別に物語の核となる流れが存在します。

例えば1巻ですと、主人公が脱藩したあと真相がわかり帰参するまでが一つの流れ。
そして松の廊下の刃傷沙汰から吉良邸討ち入りが裏の流れとなっており、物語の端々で赤穂浪士が登場します。

短編を集めると、一つの話として成り立つこの流れはうまいと思います。

4巻だけは完全な長編であり、雰囲気も1〜3巻と全然違っています。

舞台ははなんと1〜3巻の16年後。

凛々しい剣士だった主人公は腹の弛みが気になるおっさんに、
ヒロインの女隠密は小じわの気になるおばさんに、
そして用心棒の仲間だった男はアル中にという衝撃の展開です。

彼らに何があったというより、作者に何があったか知りたいです。

作品としてはおもしろいのですが、雰囲気があまりにも前のシリーズと違っています。

ちなみにTVシリーズは3巻までの話で完結です。
4巻をやらなかった理由はいろいろあると思うのですが、私が思うにあまりにも雰囲気が違いすぎていることと、長編のため週ごとの放送が難しかったからだと思います。


この作品の特徴の一つとして、敵役の皆さんが強敵揃いなことが上げられます。

時代劇の敵役と言えば、主人公に枯葉のごとく斬られるイメージが大きいです。
しかしこの作品の場合は強者揃いで、なかには主人公を圧倒するような相手もいます。

そのため殺陣に緊張感があり、それも魅力の一つになってます。

時代劇、原作とTVでは雰囲気が違ってどちらかがいまいち、なんて事がよくありますが、これは原作とTVどちらもよくできた作品です。
時代劇好きなんだけど、TVでしか見ないと言う人にはぜひお勧めしたい一品です。


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2006年01月18日

ドラゴンランス 感想

公約通り読書感想文を始めま〜す。


本日の題材はこちら。

書籍名:ドラゴンランス 1,2巻
著者名:マーガレット ワイス、トレイシー ヒックマン
翻訳者:安田均
出版社:エンターブレイン

RPGの原点、D&Dの世界観を元とした超有名な小説です。
RPG好きな人なら一度は耳にした事のある作品でしょう。

ちょうど今読んでいるシリーズです。

全5巻なのですが、1巻と2巻がちょうど1セットなのでまとめて感想にします。

まず私が惹かれたのは、冒頭の著者による前書きです。
そこにはこんな言葉がありました。

(前略)そして我々が得た最初の教訓はこうでした。「ゲームは遊ぶとたのしいけれども、非常に優れた物語を作り出すわけではない」

現在とドラゴンランスが書かれた時代では、映像技術などのバックボーンに差があります。

でも氏の言葉は現在でも共通して言える言葉だと思います。

映画のようなゲームを作ろうとする人たちに、ぜひ聞かせてあげたい言葉ですね。


で、肝心の小説中身の方についてです。

昔の小説だけあって、さすがに古臭さは感じられます。

でも読めないというわけではなく、今読んでも十分に面白いです。

物語は、これが基本だよと言わんばかりのオーソドックスなファンタジー。

剣と魔法があって、エルフがいてドワーフがいて、ゴブリンやらドラゴンやらの魔物がいて。

この作品のよいところは、世界観がしっかりしているので冒険にリアリティがあることです。

そして小説中の場面がイメージしやすいこと。

湿地帯で襲い掛かってくる魔物や、洞窟を魔法の明かりを頼りに進む主人公たちなどが、読んでいるだけで自然と頭に浮かびます。


逆にちょっといまいちかなと思ったこと。

古い小説にはよくあることなんですが、演出面が弱いんですよ。

例えばとある強敵と戦うシーン。

今のパーティでは到底歯が立たない相手です。

結局神の奇跡によって倒すのですが、そこに至る過程があっさりしすぎてました。

なんと言うか…強敵と死闘を繰り広げるシーンが欲しかったです。
こういった物語の中で神の奇跡と言うものは、人としての力を全て出し切った後に発揮されるものだと思います(帰ってきたウルトラマンではありませんが)。

なので盛り上がりがいまいち欠けてた気がして、その一点が残念でした。

でも全体的にはよく出来ているので、ファンタジー小説を書こうと思ってる方にとってはバイブル足りえる作品だと思います。

余談ですが、日本の小説だと初期の頃のロードス島戦記がよく似てますね。
(と言うより影響を受けてると思います)

ロードス島戦記の元になっている世界観自体が、D&Dの多大な影響を受けているらしいので、当たり前と言えば当たり前でしょうが。


興味を持った方はこちらへ!
ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜
ドラゴンランス(2) 城砦の赤竜

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